コミュニケーションを充実させ、満足度の高い接客を

栄光リテール株式会社 

代表取締役社長 市橋 祥晃

YOSHIAKI ICHIHASHI

栄光リテール株式会社は日本全国の百貨店で時計・宝飾品の販売を行い、世界各国のブランドをお客様に提供してきました。同じ商品でも地域ごとの売れ行きの違いやトレンドの流れを見定め、各地のデータをもとにしたフレキシブルな接客を行えることが当社の大きな強みです。 最近ではインターネットで情報を調べ、スタッフに匹敵する知識をお持ちのお客様も多くいらっしゃいます。そのうえで満足度の高いお買い物をしていただくには、商品知識だけ溜め込んでいても務まりません。日常的な会話や、欲しい商品がなかった際に別の提案ができるといったコミュニケーション能力は必須であり、今後は、さらにその傾向が強くなってくるでしょう。人と人とのつながりを大切にできる人にとって当社の仕事は、非常に魅力的であると思います。 特に近年はラグジュアリー商品の動きが活発になっています。しかしながら当社としては現状に甘んじず、自由な発想で事業の継続・新展開を模索すべきであると考えています。百貨店での販売という基本を保ちつつ、自分たちでも積極的にアイデアを出し、さらに広い世界へと飛び出していきたい。今は、そのための態勢づくりに取り組んでいます。個人的には異業種とのコラボレーションに興味があり、当社が扱う商品をこれまで以上に幅広く知っていただく機会を作りたいと思っています。

地域の特性を活かし、新しい可能性を追求する

栄光リテール株式会社

営業5部 部長 兼 松坂屋名古屋 店長 中条昌孝

MASATAKA NAKAJYO

近年、百貨店全体の業績が向上し、店内の活気が戻ってきていますが、時計部門においては一部のブランドを除き、停滞している状況が見られます。この現象にはいくつかの要因が考えられます。 まず、円安の影響により、輸入時計の価格改定が行われたことが挙げられます。価格改定前に駆け込み需要がピークに達し、その後は購買意欲が低下しているようです。 さらに、世界中で行動制限が解除されたことにより、旅行に出かける人々が増加しました。このため、お客様のお金の使い方が商品購入から体験やイベントへの投資にシフトしていると考えられます。 また、インバウンド観光客の増加も一因として挙げられますが、その効果は地域によって異なります。特に東京都内や大阪市内など、観光客が多く訪れるエリアではインバウンド需要が顕著です。 弊社としては、インバウンド需要の高いエリアにおいては、語学力を備えたスタッフの確保に注力しています。ただし、過度にインバウンド需要に依存せず、国内顧客を大切にし、その満足度を高めるために接客力のあるスタッフの育成が重要だと考えています。 弊社の事業には札幌から神戸までの大手百貨店との取引、地域に密着した百貨店との連携が含まれており、特に地域密着の百貨店では修理知識や技術を持ったスタッフが強みとなっています。 将来的には、百貨店事業にこだわらず事業拡大するとともに、eコマースなど新たな取り組みにも積極的に取り組んでいく予定です。

マニュアルにはない本物の接客を提供する

栄光リテール株式会社

大丸東京店 店長 中野正隆

TADATAKA NAKANO

昨今、百貨店では高額品を中心に販売が好調に推移しています。特に都市部では人流が増加し、インバウンド需要も高まっていますが、消費の傾向がモノからコトへ変わりつつあることも見受けられます。そこで、弊社が扱う腕時計の販売に関しては、一定のお客様層から継続的なご愛顧を賜っておりますが、以前に増して人とのコミュニケーションを重要視するようになりました。社内のスタッフ間のコミュニケーションはもちろんのこと、お客様との関係構築にも重きを置いています。 また、弊社の強みは複数のブランドから比較検討をご提案できることと他店舗との連携により、在庫やアフターセールスなどに迅速に対応できる点です。さらに、販売員のスキルやコミュニケーション力、商品知識を向上させる取り組みを行っており、さらなる強みを築いています。担当ブランドをローテーションすることで、多様な提案が可能となり、お客様のニーズに応える幅広い商品提案を実現しています。 腕時計は単なる時刻を知る道具だけでなく、ファッションアイテムとしても重要な存在です。そのため、スタッフ一人一人がマニュアルにはない接客マインドを養い、お客様のライフスタイルや個性に合わせた時計の提案を心掛けています。お客様から「この人から買いたい」という信頼を得られるような接客を目指し、お客様に満足していただけるサービスを提供しています。

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